2021年10月30日～11月20日に「十日市場アニマルズを探せ！&十日市場ヤーンボミング」が開催されました。
私、ten e’s netライターのいでしほも、子どもたちと一緒に参加してきました！
いつもの街のいつもの場所なのに、なんだか大冒険をしているみたいで、とっても楽しかったです♪

街中に置いてあるぬいぐるみを歩きながら見つける「十日市場アニマルズを探せ！」は、期間中にたくさんの人が参加していました。

学校が終わった後に、子どもたちとオレンジ色の参加用紙を持ってウロウロしていると、他にも同じような人がいて、なんだか妙な親近感が。
「あの人もアニマルズを探してるね！」なんて子どもたちとお話してニコニコしながら、十日市場をめぐり歩きました。
参加者同士でアニマルズのいる場所のヒントを出し合ったり、「このぬいぐるみは何だろう？」と相談し合っている人もいたようです。
なんだかほっこりする光景ですねぇ。

家族総出でワイワイ楽しんだり、子ども同士でも、大人同士でも、お一人様でも、みんなが楽しめました！

イベント期間中には、十日市場駅前の広場にイベントブースが設置されていました。
設置されていたのは2日間だけでしたが、ブースにはいつも人だかりが。
「たくさんの方々に、こんなに楽しんでもらえるなんて本当にうれしいです」とスタッフの方もお話されていました。

イベントを主催した一般社団法人フラットガーデンの阿久津真美さんは、十日市場で頼りになる場所をまちの人たちが自然に知ることのできるイベントにしたいと考えて、企画されたそうです。

「何か困ったことかあった時、あそこにこんな施設があったから相談してみようって思ったり、こんなお店があったから行ってみようって思い出せるような、このイベントがそんなきっかけになればうれしい」と阿久津さん。

みんなが暮らしやすいまちになるように、という願いのこめられたイベントだったんですね。

ぬいぐるみが置いてあった場所は、郵便局、八百屋さん、地区センターなど合計14か所でした。

保育園・幼稚園・学校にもアニマルズが置いてあって、それはボーナススポットとして書きこめるようになっていました。子どもの毎日通ってる場所がアニマルズのスポットになるのもワクワクしますね。

私がおもしろいなぁと思ったのは、十日市場駅前の交番です。

いつもはなんだか近寄りがたい交番だけど、この時ばかりは興味津々に交番をのぞきこんだら、、、

いたいた！
アニマルズがいました！
カラス、ですね。
チコちゃんもいます。

クレールレジデンス横浜十日市場には、玉手箱を背負ったカメ。
帽子もかぶってオシャレさんですね。

歩道橋ふもとの床屋さん「ロケット」には、クラゲがゆら〜り。

「十日市場アニマルズを探せ！」と同時開催されていたのは、「十日市場ヤーンボミング」です。
ヤーンボミングとは街をニットの編み地を連ねて彩るアートイベントで、なんだか十日市場の街もアーティスティックな雰囲気に！

ちっちゃな男の子が十日市場駅前の広場の木々がニットで彩られているのを見て「おとうさん、木があったかそうだねぇ」とつぶやいていました。
素敵！

図書館前の広場や、緑区地域子育て支援拠点いっぽも、カラフルな景色になっていました。

ニットの編み地は地域の方が作ったものだそうです。
「地域の人が作ったものを地域に飾って、作った人も喜んで見てる人喜んでいる。まちの人たちが喜んでいる様子を見られたのは、本当に感慨深い。地域の人たちと一緒に作り上げられたイベントになってよかった」と、阿久津さんがお話されていました。

アニマルズのいるスポットをたどっているうちに、「この施設の人たちが、このイベントのために力を貸してくれているんだなぁ」と感じて、十日市場のまち全体がゆるやかにつながっているような安心感もわいてきました。

郵便局のATMのそばにいるアニマルズを見た時、”ATMとぬいぐるみ”という組み合わせのギャップにハッとして、「そうだ。郵便局で働く人たちだって、十日市場に関わる人たちだもんなぁ」と、なんだか人と人とのつながりも感じました。

十日市場をぐるぐるめぐって、たくさん歩いて、とっても楽しいイベントでした。
また近いうちに、かわいいアニマルズたちに出会える日を楽しみにしたいと思います！